非常勤講師になった一般人

新卒非常勤の脳内を垂れ流します

非常勤講師1日目

非常勤講師一日目

どもこんばんは。ついに始まったんです。この時が。順当に教員作用試験に合格した方や常勤の講師さん、もちろん新卒の方々は4月1日からもう社会に出られているんですけど、僕は今日が社会に出た最初の日というわけです。その当日、周りの友人らが次々と新しい環境について言及しているのを、はたからすごいなあとただただ感心することしかできてなかった。自分自身この少しの隔たりがとても大きなものに思えて、だんだんこの程度の遅れに恐れおののくような状態までに一時期陥った。

私はすぐ物事を大きくしてしまう。いや、正しくは否定的な物事を大きくし、周りの幸せに気づけないでいる。

6:10 朝を迎えた。起きるのに少し時間がかかった。

6:50 朝食を食べ終える。緊張感はない。

7:20 出発。母と爺さんが見送ってくれた。

7:50 集合は8時15分だったがすでにみなさんほぼそろっていた。私の前方には教頭先生がいらした。すごい席だなと。

8:20 紹介していただいた。あと青t思うのだが、非常勤なのに張り切りすぎか?

~9:00 着任式。あまり緊張しなかった。いよいよだなと。コロナの影響で外での着任式。風が凄かった。

~11:45 あくせく働く皆さんをしり目に黙々と提出資料の準備などに目を通していた。ここで感じたのは、こんなにも非常勤は孤独なのかということである。もちろん、ほかの皆さんは1日から働いておられるし、学年ごとにチームを作るわけであるからコミュニティがある程度作られているのは当たり前だが、しかしなにか一つの目標に大勢が向かって頑張っているのをはたで見て、それに参加できない同業者としての自分がとても歯がゆい。よし今日から社会人として、身が疲れ果てるまで何か将来に繋げられることがあれば、それに向かって一心に働きたいと、力有り余るその状態で、じっとただ自分の遅れを取り戻す作業にとどまっていたあの時間はとても窮屈であった。そりゃもちろん、今まで1か月以上も自分が好きで受け入れられる人間関係にしか身をおいていなかったわけだから、今日のような初日かつ上司先輩しかいない缶詰状態にしいらえれてはたまったもんではない。神経も急速に擦り切れるに決まっている。

12:00 飯、重要書類のために帰宅。これが非常勤の特権かと、虚しさを含んだ感覚で帰る。

12:40 飯。とても疲れた。時間にして約3時間か。それにも関わらず、食欲はバグり、ここ数か月欲しなかったチョコ菓子を平らげた。それにも飽き足らず、しかたなくコーヒーを流し込んだ。

14:00 ダラる。なかなか動き出せずにいた。言語化して、数値化して振り返るとなんて打たれ弱いのかと思ってしまう。ここは目をつぶろう。明日もあるんだから。

15:00 書類を引っ提げて出発。だいぶ遅れた予定より。

15:40 あっけなく書類提出は終わってしまった。帰るときには、疎外感すら覚えた。

思えば、自分は半ば教師の道をあきらめて自分の適性から、不登校支援の道に進もうと一度は決めた。しかし、親大学自分の決めた大学進路にまで教師の道に引っ張られ、また未来への道仕事への線が太い講師を選択した。それは、不確定な、何も知らない不登校支援関係の仕事内容現実への不安から逃げたいという思いもった。そう、確実に就職でき新社会人の称号のために、無職になるのを恐れ講師登録に赴いたわけだ。社会のどんなコミュニティでもいいから、所属したかったのだ。

しかし、現実は、その道の中にもコミュニティはなさそうだ。いや、あるのだが、マジョリティの存在が私を委縮させる。これは言うまでもなく、勝手に感じていることだ。つくづく、物事は考え方次第だと思う。それでいて、よろしくない方向に考えてしまうのは、これまで生きてきて変わらないことだ。

今、一年前のちょうどこのころにツイッターで 教員 と検索してみたことを思い出した。検索エンジンに打った次の候補ワードが やめたい だったことに衝撃を受け、読み進めると新任教師が嘆いていたのを今思い出したのである。

そんなことはどうでもよいか。

~22:00 初日後から悩み散らす。

学校で疎外感を味わったこと、7都道府県に緊急事態宣言が出されたこと、それにより自分の勤務形態では稼げなくなる可能性に気付いたこと、明日はこなくてもどっちでも良いですなんて言われたこと、この先どうすればどうしていけば自分は、家族は幸せになれるのだろうなんて壮大なことにまで悩んでしまった。

そんな時、今日初めて話しかけて頂いた先生から励ましの言葉、経験を交えた助言を頂いた。このいろいろと忙しい中時間を割いて自分に長文を打ってまで親身に寄り添っていただいた。単純なもので、私はとても救われた。部屋も頭の中と同様散らかってしまって、すべきことを放棄していた自分がそのやりとりを終えた

途端に、整頓され今このように、頭の中の世界観を言語化できるまでの余裕が生まれたのだ。時間はかかったが精神をある程度にまで落ち着けることが、先生のおかげでできたのだ。その先生を裏切ることのないように、明日もまた尽力したい。

今日も今日とて、まずは明日の持ち物から。

完成。

今日も収穫がいっぱいだった。

  1. 非常勤の寂しい現実
  2. 自分のネガティブさ、精神力の弱さ
  3. 自分はHSPの典型
  4. 都道府県で緊急事態宣言、この先が心配
  5. 一人でも寄り添ってくれる人がいると救われる→不登校支援への情熱再燃
  6. とにかく毎日つぶれずに、1%の改善に努める。
  7. 目の前のことに全力を。逃げない、人のせいにしない、あきらめない。

明日も六時からブイブイ言わせます。では、また。