非常勤講師になった一般人

新卒非常勤の脳内を垂れ流します

非常勤3日目

どもこんばんは。今日は16時半に早上がりさせてもらった。また職員会議にも参加させていただいた。ありがたすぎる。某先生も、この職場は恵まれているとおっしゃられるほど、非常勤の私をここまで気遣ってくれるこんな良い人たちに囲まれて本当に幸せ者だと感じた。が、帰ってから今までの時間、なんとなく悲観的になっている。いや、あからさまにだ。

つくづく私自身の感情の起伏は激しいと思う。昨日は、誇張表現なしで人生最大級に最高の日であった、心は満たされ身体的な疲れも感じない、文字通り無敵の状態であったのだが。一転、今日は本当にひどい。なにもかもやりたくなく、寝てしまうその寸前までいった。

しかし、大学の親友から電話がきた。目が覚めた。彼とともに将来への不安、教員採用試験もろくにがんばらず落ちたあとの未来への不透明感に、どうにかなにかできることはないかと共に模索し合ったあの時間を思い出した。あいつは今、大きな目標を毎日忘れることなく、目の前の人間皆を超え既存の枠組みなどぶっ壊すなんて言っていた。私は目が覚めた。無給だから、学校に居てもやることないから、担任もたないから。じゃねんだよ。学ぶことは絶対にある。明日から朝一番ぐらいの勢いで食らいつく。頂けるもんは全部頂く。尊敬する先生の今までの経験も、価値観も、教師間も全部いただく。学校で行われていること全部を知るけいけんさせてもらう。なにか手伝えること、とにかう話しかける。迷惑をかけるなんていってられない。家に帰ってもやることなんてないぞ。帰るな。では、発作が終わったところで総括。

6:00 倦怠感マックス。これ大丈夫かと後ろ向きになる。

7:20 少し遅めの出勤(無給)

7:50 渋滞に引っかかりそうになる。7時10分には出たい。

~13:30

3クラスで自己紹介をさせてもらう。とっさに考えた話の流れだったが、何人かの生徒が目を見て笑ってくれていたのを見て、自分的にはとても満足のいく展開であった。ただ、ここで学び①担任の先生への言及は必須。~先生は~だからなど、ある種の刷り込み作業をするチャンスでもあった。他人からの評価は説得力を伴うと考えている。

また、初めて職員会議なるものに参加させて頂いた。結論から言うと、ひどいもんだなと思った。あんなの資料に8割書いてある。なんせ、居眠りする先生が、その現実が受け入れられていることに驚いた。新米がとやかく言える立場ではないが、伝統的に行われてきたであろうあの会議は、私から見てとても無駄の多いものだった。ちょうど、あの光景は国会でも同様行われている。居眠り国会の被害者が国民であるならば、居眠り職員会議の被害者はまさしく生徒児童である。なんなら、職員会議も中継してやれば良いんじゃないですか、保護者様に。メンツのために頑張れるでしょう。なんていつも非現実的なレベルで考えてしまう。いやそれはむしろ解決策を考えることからの逃げともいえるな。とにかく、無駄が多い会議というものを初めて体感することができた。

16:50 ジロウの散歩終わり。久々に行った。天気が良かった。

~22:00 ひどいもんだった。漠然と自分は何も生み出せない人間なんだという罪悪感のようなものをもやもやと考えていた。何にも手を付けることができずに、ただ手持無沙汰を解消しようと無理に携帯を手に取る。のみだった。

22:30

~23:30 あいつからの電話。あいつにいつも励まされる。あいつの皆に勝ってやる、なんでもやってやる、なんていうぶっ飛んだ目標を胸に毎日奮闘している。そんな思想行動を間近で見ていたその経験が、今自分なりに頑張るもとになっている。間違いなくあいつは、自分にとって恩人である。恩人が同い年と考えるとがぜん腐っている場合ではないと鼓舞される。

今日はある程度時間を無駄にしたかもしれない。がしかし、考えてみれば、もともと今日も出勤しなくてもよかったなか、8時から16時半まで現場にいたわけだ。8時間半、飯も食わずになにかやることはないかという模索に努めていた。8時間半といえば、前バイトを思い出すが、その当時はそれだけでバタンキューだったが、今私は頭をフルに使い寝てもよかったこの時間に「今日」を記している。また明日から、やり直しだ。まずは持ち物から。

完了。また明日。見返す。蓄える。なにがなんでも吸収する。では、また。