非常勤講師になった一般人

新卒非常勤の脳内を垂れ流します

AGA治療0日目

23になる自分だが、AGA治療を始めることにした。

 

もう小学生のころから、額が広いのを自覚していた。高学年の時には露骨にはげと言われることもあったかなかったか。

中学の時にはすでに、走るときはほぼ前を見れなかった。ちゃりを漕いでいてもそうだ。風が強い日には、向かってくる風にブチ切れながらこいでいたかいなかったか。髪を切るときは本当に毎回憂鬱だったのを覚えている。

高校もチャリ通、ねんがら向かい風の道。はっきり言ってチャリは地獄だ、前髪が吹っ飛ぶ。この時すでに、頭を押さえながらチャリをこいで、終盤にはニット帽という最強のハゲ帽子(防止)(上手すぎワロタ)を使う羽目に。

幸いいじめられることもなく、そして露骨にいじられることもなかった。マジでいじったらいけないコンプレックスだと、周りもわかってくれていたのだろうか。

まあただ一つ、学生時代はほぼ同じ髪型。それもマッシュ、激重の。もちろん、キノコ鬼頭ちん〇ヘルメット、この辺はいわれなれている。

 

「あれはげてきてね?」と思ったのは、大学3.4年のころだったかな。それまでまあ、一人暮らしだったもんで生活習慣は乱れに乱れていた。飯もカップ麺に骨付き鶏肉ぶちこんだような飯しか食っていなかったし、寝る時間が固定化されたことはなかった。髪も何度か染めたし、頭皮的にもあれていた時期も長かった。

「明らかに、半年前一年前ともう量がちがう」それが毎日更新されて今もその状況だ。下手したら三か月前の写真を見ても、毛量に違いが見える。

今年は働き始めた年でもあり、このコロナ禍でもある。ストレスは明らかに増えた。

ただ食や睡眠にはかなり気を使い始めた。そこは問題ない。運動もほぼ毎日ジョギング程度のことはしている。

 

ただ、最近になって本格的にまずいと思い始めた。今までできていたおもおもマッシュができなくなってきた。髪がスキスキになっている。よくよく頭に手を入れると本当にスカスカなのだ。人に撮ってもらった写真を見ると、明らかに後退している自分の髪型。

最近はそれのせいで気分が滅入っている。薄い髪で粘って粘って無理やり前に髪をもってきている気持ちの悪い若者がそこには映っている、それは自分なのだが。

てなわけで、もう悩みたくないしずっと過去の写真を見て「めちゃくちゃ髪ありますがな」と言っているわけにもいかんと思い、病院に行くことを決意。

自分は頭皮が弱く湿疹も出たことがあるので、内服を目指して某病院へ。少し離れたところ、ついに到着しようとしていたが、「23でAGA治療てやばいんちゃうか」「恥ずかしいから引き返すか」と車で引き返そうと本気で考えた。結局今薬を手にしているのだが。

先生は淡々とAGA治療について説明をしてくださった。EDなど男性ホルモンに関しての副作用があることやそれでも2122から始めた人も少数いること、自身の経験を交えた効果などなどいろいろだ。

諸々考えて、始めることにした。内心、子づくりに関した副作用についての心配でいっぱいだったし、今もそれはぬぐえない。自分の精子に異常がきたさないか。そこが一番の怖さだ、まだ23だぞ。自分は、子孫を残せなかったら自分には存在価値はないとそう思っている。

ただその重大な懸念をはねのけることになってしまうほど、このハゲ悩みは大きい。この内服で副作用が出てしまったら、その時は自分を責めるしかない。それくらい、もう自分には大きな悩みなのだ。

 

とにかく、今日から毎日フィナステリドを服用する。23歳男。随時レポートする。今日はついにAGA治療のため病院に行った。自分をほめたい、よく人前で悩みを打ち明けられた。往年抱えたものだ、どれだけの決意だろうか。この一歩が良かったものと思えるそんな未来を願う。。