非常勤講師になった一般人

新卒非常勤の脳内を垂れ流します

日記13日目

どもこんばんは。この激動の時期も関係なく、新学期がやってまいりました。父親の仕事も今日は一段と忙しかったらしく、例年通りの込み具合だったとか。周りの新任教師たちは、校内分掌や会議の多さ、正顧問を任されるなど一日目からとても疲れたといっています。塾講師の道に進んだ友達も、とても体力のあるあいつが超疲れたといってついさっき仕事を終えたらしいです。みんな、本当にすごい。まさに社会人になっているのだと実感した。また一方で、この動きの影響で研修だったはずの友人は自宅待機を余儀なくされたらしいです。皆が進んでいるなか、私はまだ担当学年すらわかっておらず、教員の顔と名前を一致させる機会すらもらえなったのですが、これがよくも悪くも非常勤ということなんですよね。皆でスタートを切りたかったですけど、嘆いても仕方ないし自分がやれることをやるのみですね。では、総括。

1:30 ひとしきり読書を終える。『手紙屋』 喜多川奏 久々に心から感動した。後ほど詳細

いつもの腹減りでナッツを喰らう。学び①夜中のナッツはダメ。かゆくなる。

9:00 起床。カーテンあけ作戦も効かず。学び②寝る前に画面見ない、食べない、6時間の睡眠をとる。

~9:50 車屋到着。一か月点検をしてもらう。異常なし。

待ち時間に、テレビを見た。実演販売士のロックオン錫村さんについての番組だった。感想から言うと、彼の仕事ぶりに心底感心させられた。数多くの持論を持っておられる方で、すらすら自分の価値観が出てくる。てきぱきとした動きで、はきはきと話すその根底にあるのは、演劇部をやっておられた大学時代で、借金を毎月抱えながら、たしか団長をしておられたのかな。あまり詳しいことはわからない。

汚れを落とす実演のために、三年ものの油で汚れた換気扇を使っていた。それは廃品回収の会社からわざわざ買っているのだとか。「蛇口を普通に買うと3000円くらい、そこから1年使わないといけないと考えると安い最高」と一年使いフルされ水垢だらけの蛇口などなどを3000円弱で購入していた姿は、正直くるってたが、仕事にかける思いが存分に感じられて、こういう人間が凄い人間なんだと素直に感じた、なんだか負かされた気分にもなった。

仕事にただならぬ熱意をもって臨んでいる大人ほどかっこよいものはない。尊敬のその言葉に尽きる。自分も、そんなふうな、周りが認めるような実力者になりたいと語る一方で、現実はいつも真逆の方向に向いていた。今回はどうできるだろうか。次は、気分で休めるような大学の授業でも、体調が悪いと連絡できるバイトでも、めんどうな返事はためておいてよいLINEのような甘い世界ではない。ない、ないのだ。

行動に責任を持つ、逃げない、人のせいにしない、投げ出さない、困難が人を強くする。逃げない。

これは、日本式の洗脳だとかそういうもんではない。実際、求められるものはこれら前提の先にある。こんなのは前提に過ぎない。わかっている、それができてこなかった。今回ばかりはやるしかないのだ。

~11:30 点検は30分で終わった。ロックオン錫村さんを知ることができただけでも大きな収穫だ。その後、ニトリでじゅうたんを購入、帰路に就く。

~12:30 飯。うまかったあの回鍋肉。

~15:30 今日も今日とて片付け。やっと思い出の品をひとくくり捨てることができた。

~16:20 腹減ってから揚げ食す。鈴木軍の歴史動画を全部見る。電源オフ。動かなった。体が頭が。

~17:30 雨の中、ジロウの散歩。濡れながらひたすら走る。友達の親にばったり。あいつも今日から晴れて社会人だそうだ。ここでもひとつ考えさせられた一幕だった。自分は朝遅くに起き何もしていないかたわらあいつは入社式かなんて。

~19:00  家族全員で飯。なんとから揚げだった。父はもうすっかり治ったらしい、良かった。一方で、母が具合悪いやらなんやら。

少し怖いけど、なんとか大丈夫らしい。本当に、あのウイルスは怖い。名前も出したくないわ。

~23:50 風呂いただき、上で見つけたジグソーパズルをした。何やってんか、1時間20分もかかった。良い思い出なった。

今日一日新任として働いてきた友達と連絡。何一つ同感することはできなかった、なぜなら自分は社会に出ていないからだ。早く、仕事場に行きたい。そしてこの発言がどんな意味合いに変わるのか、これからが楽しみである。

今日は、『手紙屋』について感動した分を紹介します。

人は与えられた「称号」通りになろうとする

この話はまた明日、今日が終わる前に投稿します