非常勤講師になった一般人

新卒非常勤の脳内を垂れ流します

講師。23歳と少しの今。

特にやりたいことはない。今日も適当に一日をこなしてきた。最近大笑いした覚えはない。楽しみといえば、母の飯やラーメン巡り、長風呂にこの文字を気の向くまま打つ時間、最後に寝るときくらいだ。結構あるじゃねえかと自分でも突っ込みを入れたいが、心はそんな感覚だ。最近は特に一人暮らしがしたいと、何かあれば逃げ文句のように呟いている。そもそも23歳が親と同居する時点でおかしい、自立してなんぼの人間だ。このままでは腐ってしまう、と環境のせいにして自分の非を認めないのがまさしく私という人間を表している。

このところ、時間感覚が良く鈍る。目の前が過去になっていく実感を感じることもある。

自分はよく後悔する。そういえば父親はいつも後悔をしていた、ため息ばかりをついて。

自分はよく過去を見る。過去は輝いて見える。その輝きにいつまでも浸ることもできる。そして今に輝きを見出すことが、どうやら自分には難しいようだ。

自分はよく夢に浸かる。夢の中では、世間体や遠慮、常識や気遣い、コンプレックス劣等感、そのたぐいのしがらみは一切感じることはない。だからこそ、夢は最高だ。現実に行き詰まるとよく眠るようになる。過去に戻る夢を望んで。

 

自分は、どうやら通用しないらしい。この社会で必要な能力は、自分にはない。まさに人格を否定されたように感じる。

その反面、今までの自分が、自分の環境が偏っていたかに気付くことができたともいえる。

この教員生活の中で、いかに自分が人間として不甲斐ないものであったか、まざまざと感じさせられた。一人間として持つべき責任、プライド、自覚。それに気づくことができた。

 

飽きてしまった。記すことに。まあ、そういうことだ。すでに眠りたい。時に奮闘し、英語の基礎から漢字の勉強までしていた人間は、明日の予定をちょこっと考える気概すら持ち得ていない。

 

腰がいたい、試しに買った電動歯ブラシで歯を磨き、布団を取り出し、今日洗った加湿器で傷んだ喉を潤して、SNSの連絡に反応し寝るとしよう。